パニック障害の原因

精神的な病気の中でも突然なるパニック障害、この病気の名前が付いたのは1980年、最近の病気です。昔は世間に知られていなかった病気だけに患者は辛い思いをしていましたが、今ではたくさんの人がこの病気を知っている事で理解してもらいやすくなってきました。

パニック障害を患った人が必ず考える事は、なぜパニック障害になったのかパニック発作になった原因をつきとめようとするでしょう。パニック障害の発症原因は、まだはっきりとは解明されていません

ただ、養育環境での発達段階に問題があるのではないかという意見が出ています。幼少期における厳しい教育や過保護、死別や虐待などが理由で、生涯のある日パニック発作という形で表れるという分析がされています。

パニックになりやすい性格というのも研究が進められています。これは、内気・引っ込み思案・素直・穏和という性格の人がなりやすいと言われています。ストレスや生活の変化によるパニック発作も見られると考えられています。

パニック障害克服のためにも症状と原因を知っておこう

パニック障害の症状は人によって起る場所、タイミングは違いますが、電車など狭いところに入ると起る人が多いようです。そんなパニック障害を克服するためにも症状と原因を知っておきましょう

まず症状というと、やっぱり強い動悸、めまい、息苦しさなどが特徴になります。実際に死ぬのではないかと思ってしまうほどの苦しさがあります。そして例えば狭いところに入っているという恐怖感などで発作が出ますが、実はこの苦しい発作で焦ってしまい、またその恐怖から症状を強くしてしまうというダブルパンチの原因があるようです。

結局救急車搬送されても、特に異常が見つからないのがパニック障害なのです。何回もパニック症状を起こすと、回りの人も「また始ったか」ということになりますが、実際には毎回本人は死ぬほど苦しい思いをしています。症状は動悸、発汗、身震い、息切れ、窒息感、胸痛、めまい、現実感焼失、抑制力を失うなどの症状があります。

特に閉鎖空間で起ると言われています。つまり閉じ込め状態で脱出ができないのではないかという気持になる場所で起ります。例えば電車やバスは一番なりやすいところです。しかし本人が閉じ込められるという意識をすれば、会議室でもスーパーでも起ります。

原因ははっきり解明されていませんが、気持が弱いからと思われがちですが、それほど辛い恐怖と苦しさに立ち向かっているわけですから、気持が弱い、意志が弱いというふうなことは絶対にありません。誰でもかかる病気の一つであると言えるでしょう。しかし性格的には不安の強い人、心配症、こだわりの強い神経質タイプなどの方がかかりやすい病気と言えそうです。

直接的な原因は人それぞれで、何か強いストレスを受けたときがきっかけになったり、子供の頃の虐待などが大人になってから急にフラッシュバックした結果だったりすることもあります。また遺伝も関係しているともいわれていますが、きっけかは恐怖や不安につながることがほとんどです。

原因の具体例

恋人との離別や親の死などの喪失体験が原因になるその一方で、全く明確な理由が挙がらない場合でもパニック障害になる例もあります。それは、特定のストレスではなく神経衰弱系のパニック障害というように、その時期に自分でも思い当たらない何らかの出来事が重なり、それがきっかけでパニック発作を起こしてしまう事もあります。

パニック障害の原因として呼吸が浅くなる症状が出ますが、体が緊張状態にある事で体が硬くなり酸素が上手く肺に入らない状態からパニック発作を引き起こしてしまう場合もあります。まだパニック障害という病気自体、研究途中の段階なのです。


パニック障害の原因はストレスか

パニック障害は、最近ますます発症する人が多くなっているとも言われています。その原因はそれぞれですが、結局誰も共通していることは何らかの強烈なストレスが原因になっているようです。例えば芸能人の中でもとても多いるようですが、レコードを売らなければならないプレッシャー、人気を保つための不安やプレッシャー、人気が落ちだしたときの不安と恐怖など、これらもすべてストレスとなります。

また一般の人でも、独立をした人などは今後の見通しに対する不安、頑張らなくてはならないという重圧などが強いストレスになっているようです。また子育てママにもパニック障害は多く、子どもが他の子どもより言葉を話すことが遅かったり、オシメを取る時期が遅かったりと、普通ならそんなことは個人差があり何でもないことです。しかしそれを自分の育て方が悪いからだという自分を責める材料にしてしまったり、今後のことに不安をもってしまったりというストレスからも起ると言われています。

いろいろな人のストレスをまとめてみると、どうも頑張り過ぎる人の方がパニック障害を起こしているようにも感じます。あくまでも傾向ですが、「頑張って○○しなければならない」、「○○を自分がなんとかしなければならない」といった強い意志を持って生きている人ほど、ポキッと折れたときには痛手を負うのかも知れません。「どうでもいいじゃん」「どうにかなるだろ」というふうな考えの人は、あまりパニック障害にかかったということを聞きません。やっぱり「適当」ということも人生の中では大切なときもあるのではないでしょうか。息抜きの下手な人や頑張り屋さんは、パニック障害の火種を持っていると考えられるのかも知れません。パニック障害はある日突然現われることが多いので、そうなる前に「適当」を上手に使うようにしてみてはどうでしょう。そして「なるようになるさー」という思いも大切なことなのではないでしょうか。

パニック障害の原因にはトラウマもあった!

パニック障害の原因は本当にいろいろなことがあります。医学的にもまだまだ解明されていないこともたくさんあります。そのため心の問題も大きく指摘され、不安感が脳に伝達し過ぎないようなセロトニンという成分の不足や、逆に過剰に分泌が原因ではないかということも言われています。とにかくパニック障害には不安、重圧感、恐怖などの感情が大きなストレスになり、心も体も受け止められなくなった結果の障害と言えるのではないでしょうか。そういう意味ではトラウマも大きな原因になります。忘れていても深層真理の奧の方では決して今までの恐怖や不安は消えていないため、それが突然何かのことを引き金に出てくることもあるのです。

例えば仕事がうまく回らないようになり成績を上げるための重圧や、このままでは首になるかも知れないという不安などがパニック障害の原因になったとします。しかしこの人には昔、小学校6年生のときに中学受験に失敗したときのトラウマがあったとしましょう。今までそんなこと忘れていたとしても、今回の仕事ができないということが引き金になって、また失敗をしたらどうしようという恐怖が強く出てしまうこともあるのです。

でもトラウマはもう過去のことなので消すことはできないのか。それを消すことができるとしたら、もう一度それにたち向うことなのです。つまりパニック障害が起ったときに忘れていたトラウマが出てくるなら、今回のパニック障害を乗越えることこそ、心の底からそのトラウマに立ち向かい消すことができるチャンスでもあるのです。

パニック障害になったことはもちろんラッキーではありません。でも、実は心の底のトラウマを消すことができるチャンスだというとらえ方もできるのです。そこで、今回こそ「不安」や「恐怖」に立ち向かうことができるのだと考えると、乗り超えることに勇気が持てるのではないでしょうか。今までそのトラウマは自分では分からないだけで人生のいろいろなところで顔を出していたはず。それが克服できたときには今までの自分より強い自分になることができるはずなのです。

パニック障害の原因は子供を育てる中にもある

パニック障害は自分の力では、どうにもならないときに起ることが多いようです。例えばダイエットのように努力さえすればある程度結果が出ることなど、自分の力でどうにかなることなら、あまりパニック障害にはならないのです。

逆に芸能人なら人気などは自分の力だけではどうにもなりません。それと同じように子育てにおいて子供の成長もやはり自分の思い通りにもならず、自分の力でどうにかならないためパニック障害になりやすいと言われています。

例えば子供が赤ちゃんのときには夜泣きが終らないということも、ママ自身ではどうにもならないこともあります。同じように夜泣きをやめさせる努力をしても、赤ちゃんによってまったく反応は違います。そこに育児のストレスが溜まってくると、自分の無力さを感じパニック障害を起こすママもいるのです。

また子供がもう少し大きくなると自我が出てくるので、もちろんママの言うとおりなんてなるわけありません。幼稚園前から幼稚園受験のための勉強をさせ、受験に失敗したと同時にパニック障害が出たというママもいます。これも受験の失敗を自分の無力さとして、自分に刃物を向けてしまった結果ではないでしょうか。もちろん自分に向けなければ子供に向けているわけですから、どちらも問題は山積ということになるかもしれません。

もっと子供が大きくなって思春期になると、子供はもう子供として大人しくなどしていません。子供によっては家出だってしかねないわけで、どんどん親の思いと離れていくことが多くなります。そんなときにも親は自分の今までの教育に問題があったと責めることもあります。また子供が思い通りに成長していないことのジレンマでパニック障害を起こすこともあるのです。

このように子供は自分の思い通りにならないことばかりなので、子育て中のママのパニック障害はとても多くなります。その上、夫の精神的な協力が足らないことも多く、それがまた不満の種となってよりパニック障害を起こしやすくなるとも言えそうです。子育てはあまり頑張り過ぎたり、求めすぎないことが大切なのではないでしょうか。

パニック障害の原因が夫だということも

パニック障害を起こす女性の中には、特に既婚女性では原因が夫であるということも多いようです。夫婦は大人同士なので、ぶつかったときも容赦なく相手を攻撃してくることもあります。特に男性にそのような生活があると、女性は恐怖を持ちパニック障害を起こすことも増えるのではないでしょうか。

夫の浮気が原因だというような離婚の原因とは違い、夫の暴言、強い言葉で自分というものが人間的に否定されることなどがパニック障害に結び付くようです。もちろん子供の頃に大きな不安を抱えていたトラウマがあることも多く、それが夫の言葉によって引き起こされるということもあります。

もちろん逆に夫のパニック障害が妻の暴言などにある場合もありますが、特にパニック障害は女性に起りやすいということや、やはり男性と女性では女性の方がどうしても恐怖心が強くなるのではないでしょうか。特に社会とあまり接点をもたない、家庭に入っている女性は夫の言葉をもろに心に受けてしまうようです。

そういう意味では最近は女性も働いている人が多いので、気持を発散させることや悩みを聞いてもらえる人などがいて、自分は一人ではないという女性が多くなっています。だんだん結婚して友達も少なくなり、せっかくできたママ友も顔色を伺いながらの関係だったりすると、女性にとって夫だけが自分の味方なのです。

そんな夫から人間否定されるようなことを言われると、単なる感情的に言った言葉であっても大きく心に傷が付き、パニック障害が発症することにつながるのです。そして子供がいれば、そんなふうに考えなくなるかというと、それはどうも逆のようにも思えます。

子供ができると子供はもちろん自分の味方であるわけですが、子供だって思うような行動をとってはくれません。それに子育て中には不安もたくさんあり、あまりかかわらない夫の場合は、1人で責任と不安の重圧を感じてしまいます。それがまたパニック障害の原因にもなってしまうのです。

パニック障害の原因は恋愛だった?

パニック障害は幼児期の分離不安などが、後々大人になってからの引き金になるとも言われています。そういう意味では、大人になってからのパニック障害の多くの原因は子供の頃にあったのかも知れません。しかし、大人になってからの引き金になるのは、恋愛など人間関係がとても多いと言われています。

恋愛というと人によっては命懸けの思いで恋に走る人もたくさんいます。相手の人ともし別れがきたら「もう自分の人生は終った」という思いになったりもする人もいるのではないでしょうか。そんな恋愛をしている人は、いつも恋人との別れに恐怖を持っています

恋愛がもうすぐ終わりになるのではないか?嫌われるのではないか?相手にもっと好きな人が出現したらどうしよう?というような不安でいっぱいになる人もいるようです。せっかくの恋愛も建設的に前向きに楽しめず、不安だらけになっていくタイプの人もいます。このような人は子供の頃に親に対しての解離不安があったのかも知れません。「大切な人は必ず去って行くのではないか」という恐怖が心の底にあるわけです。

そしてこういう恋愛をしていると、現実には関係がうまくいっていてもパニック障害を発症することがあります。もちろん失恋したときにパニック障害の発症を見ることもありますが、意外と恋愛中に起るようです。確かに恋愛中は人によっては不安の固まりで、楽しく楽に生きているとは言い難い人もたくさんいます。

できればもっとさわやかに前向きな恋愛をして欲しいと思いますが、これは多分理窟ではなく苦しい恋愛になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんなときには心理カウンセラーなどを気軽に利用するのもおすすめです。心の流れがよく分かる心理カウンセラーの一言が、重荷を軽くしてくれるかも知れません。パニック障害が起る前に、不安恋愛癖があるようなら注意してみてもいいのではないでしょうか。そしてせっかくの素晴しい恋愛を楽しむようにしたいものです。

パニック障害は原因不明?

パニック障害は確かに原因不明の疾患と言えそうです。要因はいろいろあり、多くの要因は分かってしますが本当の原因は分かりません。しかし人間の体は1+1=2というほど単純ではないことがいっぱいあります。そのためにほとんど原因がある程度分かっていても、どこまで解明されているかというと、人間の体自体解明できないことがいっぱいあるので、意外とすべて解明されているものはないのでは?ただ改善法がはっきりしているものは原因がはっきりしていると言えそうです。

原因が細菌などならはっきりしやすいわけですが、原因がストレスなどとなるとストレス自体形がないものなので、ある意味はっきりしません。パニック障害も恐怖や不安という精神的な、目に見えない部分のことが大きくかかわっているので不明な部分がたくさんあるのです。そして必ず治るという治療法がまだ確率されていないので原因はまだ解明されていないと言えます。

しかし子供の頃の解離不安や虐待などが、要因としてあるのではないかと言われています。また性格的にも不安を感じやすいタイプの方が起こりやすいと言われています。しかし性格も、実は子供のときの解離不安などが土台になっている可能性もあります。そういう意味では原因の奧には、また原因があるとも言えそうです。

そして大人になってから、何かのきっかけによってパニック障害が発症するということも多いようです。それが失恋や恋愛、友達の裏切り、仕事のストレス、病気への不安など、人それぞれさまざまなことで起ります。少しでも不安を持たないように、ストレスを感じないように解消法を身に付けることが予防になりそうです。

生物学的にみるとセロトニンやノルアドレナリン、GABAなどが大きくかかわっていると考えられています。パニック障害では脳のセロトニンが不足します。心を楽しく安定させる成分の不足は不安や恐怖を生む原因になりそうです。

SSRIという薬が効果があることからセロトニン不足であることが分かります。しかしセロトニンは過剰になっても不安を引き起こすので、そのコントロールがとても難しくなります。このように分泌すべき物質の不足や過剰も原因の一つと言えるかも知れません。

パニック障害の原因から治療を考える

パニック障害の原因は医学的にもはっきり解明されていません。精神的なことが多いにかかわっていることや、苦しさなどを脳に伝える物質の過剰分泌、それを抑制する物質の不足などいろいろ考えられています。そこでパニック障害の治療として精神安定剤をもらい、心が落着くまで上手に付き合うというのが今の医学的な治療となります。でも、それだけではなく、自分の原因を考えることで自分なりの治療もできるのではないでしょうか。

例えば今自分の状態がとても不安なときには、もっと上に登りたいけど登れないジレンマなどがあるときには、神という存在を信じることができる人は、今の幸せを見直すことを教えてくれるスピリチュアルの本を読んで、自分の価値感を見治すこともいいでしょう。今がどんなに幸せなのかが分かると、もっと高く登ることに無理をしなくなります。また神の存在ということで考えることに無理がある人なら、哲学的な本を読んでみるのもいいかも知れません。パニック障害の体験集などの中にヒントが隠れていることもあります。

自分に自信のない人は、パニック障害になるときに何か自分の無力を責めることがあったのかも知れません。そんな人はまず自分に自信のつくようなことをやってみましょう。例えば絵を描くことが好きだったら、絵を習いにいってみましょう。自分の容姿が好きでないなら、まずダイエットから始めてみませんか。ジムやレッスンに通って体重を落とし、ヘアスタイルも変えてみましょう。何かが変わるはずです。

例えば親の能力がとても高い場合の子どもは、自分の無力を感じパニック障害になったりもします。長島選手の息子の一茂さんもその一人でした。彼は父親と同じ道を進み、それでも父の大きさに押しつぶされパニック障害になったそうです。彼はこのままでは何の意味もないことに気付き、父親と比べられることに対する考え方もガラッと変え、食生活などいろいろな努力をして克服したと言われています。

特に鬱病との併発の多いパニック障害は、とにかく運動をすることもお勧めです。体を動かし汗をかくことでデトックスが正常になるので自律神経の乱れも調整されるとも言われています。パニック障害を乗り超えることに、またストレスを感じてしまうという悪循環も生まれることもあるので、焦らない事も大切です。


パニック障害克服の具体的な方法とは?