恐怖症を乗り越えよう

パニック障害を経験すると、色々な恐怖症が付きまといます。「広場恐怖症」これは、パニック発作を起こした人が、パニック発作になったら逃げられないと思う場所を避けて、生活に支障が出てしまう事を言います。

例えば、電車やバスに乗る事が出来なくなる、美容院に行けない、車の渋滞を考えると車に乗れない、などの症状の事です。過去にパニック発作を発症した場所に行く事が出来ない事も広場恐怖症の一種と言えます。

「社会恐怖症」これは、対人恐怖症や強迫神経症の一種でもあります。人前で緊張し手足や声が震えてしまう、表情がひきつってしまう、いつも周囲の視線が気になり自分はどう思われているのか強い不安を感じる、このような症状が表れた場合、社会不安障害になっているといえるでしょう。

「単一恐怖症」これは、高所恐怖症、閉所恐怖症のように、具体的なものや場面が対象として恐怖を感じる事です。誰にでも苦手な場面やもの、例えば爬虫類が苦手、雷が怖いなどがありますが、それが生活に支障が出てしまう、パニック発作を起こしてしまうようになると単一恐怖症という事になります。

パニック障害・電車発作が出やすい理由

パニック障害というと言葉どおり、強烈なパニックが起ったような状態になります。そんな発作が電車の中で起きやすいと言われていますが、その理由は何なのでしょう?その理由と対処法を考えていきたいと思います。パニック障害は不安障害ともいわれ、その原因は不安にあります。と言っても、ただ電車に乗って不安になる人はあまりいないはず。でも子どもの頃からのトラウマや、いろいろなことが重なって引き金になると考えるべきでしょう。

もしかしたら、パニック障害とまで自覚していない人でも、電車に乗るとちょっと動悸が激しくなるという人もいるかも知れません。そういう人もいわゆる軽度のパニック障害ということが考えられます。ではどうして電車に乗ると発作が出やすいのでしょう? 

エレベーターなども普通の人でも、ちょっと嫌な気持になる人もいるのではないでしょうか。ただ時間的に発作が起りそうになったときには、もう降りるという状況なので意外と問題になりません。それより電車というと少なくとも数分〜10分程度は降りられないという状況にあるので十分不安になります。

そして絶対に降りられないという意識があるので余計不安が強くなります。そういう意味では電車、バス、飛行機、映画館、小さな飲食店、美容室、歯医者などはその危険があるようです。これを広場恐怖症と言いますが、いわゆる広いところが恐いのではありません。

古代ギリシャの広場とは、一度入ったら自由に出られないところという処刑場のようなイメージだったので、そこから閉所恐怖症のことを専門用語で広場恐怖症と言われるようになったのです。もし自分がもし広場恐怖症の疑いがあるなら、早く医師に相談することが大切です。

そして少し時間がたてば必ず落着くことを理解するようにしましょう。絶対に焦らずに収まるのを深呼吸をして待つことが大切です。症状に対してまたパニックを起こすという、ダブルで苦しむことになることになります。また急行に乗るより各駅の方がすぐに出られるという意識があるので、発作が出にくいと言われています。もちろん発作が出てもすぐに降りることもできます。

その他にも色々ある恐怖症

その他にも、男性恐怖症、女性恐怖症など、色々な恐怖症が存在します。恐怖症の原因は何らかの恐怖体験からきているものです。病院で薬を処方してもらう事ももちろん大切ですが、カウンセリングを受けるのも一つの手段です。

自分の抱えている苦しみを出してみる、そしてカウンセラーと共に向き合いながら解決方法を導いてもらうのも恐怖症をなくすための手段であることを思えておきましょう。


パニック障害克服の具体的な方法とは?